ジオメトリシェーダで輪郭線表示

ジオメトリシェーダを使って輪郭線を表示してみます。方法は法線方向への拡大&裏面描画ではなく、ポリゴンエッジに輪郭線をつけるかどうか判定し、エッジ(辺)に沿ってラインを描画します。

ジオメトリシェーダで輪郭線
ジオメトリシェーダで輪郭線

輪郭線判定アルゴリズム

fig_dx11GeoShader1
図のように1つの辺を共有した2つの三角形ポリゴンが表/裏、裏/表だった場合、共有する辺に沿ってラインを描画することで輪郭線表示を行います。

ジオメトリシェーダの入力データ

fig_dx11GeoShader2
輪郭線表示のために2つのポリゴンデータをジオメトリシェーダに送る必要があります。1つの辺を共有しているため必要なデータは4頂点、lineadjというプリミティブを利用します。図のように4頂点で2つのポリゴンを定義(本来の使い方ではありませんが)。

ジオメトリシェーダでの輪郭線判定とライン描画

ポリゴンの裏表は、スクリーン座標系でのポリゴン法線で判定します。ラスタライザステートのCullModeと同じ判定方法です。wで割って通常の座標系に戻すことを忘れずに。

サンプルプログラム

ダウンロード
ジオメトリシェーダで輪郭線表示

ジオメトリシェーダ用データの生成

ポリゴン情報から辺を共有している2つのポリゴンを検索し、ジオメトリシェーダに入力するlineadjプリミティブを作成します。作成したlineadjプリミティブデータは、新しくメッシュとマテリアルを作成、追加。処理自体は単純ですが、検索の効率化のためちょっと分かり難いプログラムになっています。

ジオメトリシェーダ

ソースコード shader/outline_b.fx
ライン一本だと細すぎるので、上下左右にずらして合計5本のラインを描画しています。プリミティブの増減を行えることがジオメトリシェーダの特徴です。

PMD表示対応

トゥーンテクスチャとスフィアマップ(加算のみ)に対応してみました。
sample_data.hで読み込むPMD/VMDファイルを指定できます。

リンクなど

スクリーンショットのモデルとモーション

モデルデータ

ままま式GUMIβ版

モーションデータ

【第9回MMD杯Ex】星間飛行GUMI/ニコニコ動画

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

認証:数字を入力してください(必須) * Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.